Lyric

あの日、「描いた夢の大きさよりも、

今を大切にしたい」と君は泣いてた

凍えた両手をあたためながら

駅前の時計台を眺めてた

さみしさゆえに結ばれる恋を

何度も繰り返して来たから

誰かを愛するということを

知らず知らずのうちに避けてきた

君と出会ったのは、もう店仕舞を

済ませた薄暗い飲み屋のカウンターで

それから自然と流されるように

ふたりの暮らしがはじまった

あれからどんな日々を過ごしてる？

もう君がいないこの町で

あれが愛だと気付いた日から

時が止まって

もう動かない僕の中では

ふたり歩いたこの坂道を

歩いていると思い出す

いつも君と待ち合わせた

駅前の時計台を

あれからどんな日々を過ごしてる？

僕は相も変わらずにいるよ

何処かの町で幸せに暮らしているのか

それだけを思いながら

あれからどんな日々を過ごしてる？

もう君がいないこの町で

あれが愛だと気付いた日から

時が止まって

もう動かない僕の中では

今でも

時が止まって

もう動かない僕の中では