Lyric

窓に映る　あなたの背中

言葉より　確かなもの

無音の音が　胸を叩く

まだ　ここに

触れられない　温度だけが

闇の隙間に　残ってる

目を閉じれば　浮かぶ輪郭

月が　そっと　照らしてる

あなたを想えば　光が揺れる

届かないのに　消えない願い

この闇を　越えてゆけたら

この夜だけが　知っている

そこにあるのは　ただ　月光

風が運ぶ　あなたの記憶

言いかけた　最後の言葉

指先に　残る余韻

まだ　終わっていない

見えない糸　ほどけながら

心だけが　あなたを抱く

遠ざかる　足音のあと

月が　静かに　見つめてる

あなたを探すたび　影が伸びる

触れられない　優しさの跡

この闇に　溶けてしまえば

この夜だけが　覚えてる

そこにあるのは　ただ　月光

問いかけても　答えはなく

沈黙だけが　寄り添ってくる

名前さえ　呼べないまま

ただ　空を見上げる

願いとは　届かぬもの

それでも　手を伸ばす

あなたの夢に　届く光を

月が　今も　抱いている

あなたを愛した　すべてが残る

消えないものが　ここにあるなら

この闇を　越えてゆけたら

この夜だけが　証になる

そこにあるのは　ただ　月光

そこにあるのは　ただ　月光

そこにあるのは　ただ　月光