Lyric

聴こえた君の声が　僕の耳まで深く遠く

貴方の傍には居られないから

どうか　ここで謳わせてほしい

ひとりで進むには少し長すぎるこの道で

涙を零さないようにいつも堪えている

弱いから誰より必死で守ってきた寂しさも

分けられないものだと知っているけど

僕に見せてほしい

どんなに小さい弱音だって

声にできない叫びだって

貴方が望むのなら全て

届けてみせるから　君の耳まで僕の声を

応えてくれなくても構わないから

どうか　ここで謳わせてほしい

転ばないように必死でなんとか歩いてきた

昨日と同じような今日をまた繰り返している

誰にも言えないままで隠した痛みのこと

どうにも治せないままで

今も残っている

気づかないふりをして

大丈夫だって言い聞かせて

何もない掌はずっと

聴こえた君の声が　僕の耳まで深く遠く

どれだけ離れても忘れないから

どうか　せめて謳わせてほしい

隣に居させてほしいだなんて

一緒に笑ってほしいだなんて

身の丈に合わない願いだって　分かっているから

せめて昨日の君が流した涙を　掬えたら良いなって

聴こえた君の声が　僕の耳まで深く遠く

貴方の傍には居られないけど

どうか　せめて

届けてみせるから　その心まで僕の声を

聴こえはしなくても構わないから

どうか　ここで謳わせてほしい