

イヤホンの奥 誰かの歌が
僕の痛みに似てて 少し泣きそうだった
誰に言えばいい? どこに向かえばいい?
「大丈夫」だけが また空回りしてる
スマホの画面越しの 笑顔たちはまぶしくて
僕の居場所なんて どこにもない気がした
ネオンの下 ひとりきり
風がすり抜ける僕の存在(からだ)
何もできない 何者でもない
それだけで息が苦しくなる
透明な夜に 溶けてしまいそうだった
制服の裾 風が揺らして
明日のことを考えるだけで怖くなった
期待されるほど 壊れていくようで
誰かの理想には もうなれそうもない
夢なんて言えないよ 本当はなにもない
ちゃんとしてるふりが もう限界だった
街のざわめきに 取り残されて
時計の針だけが進んでいく
変われない僕 見透かされるようで
鏡を見るのが怖かった
この孤独が 僕を形作ってた
夜の風に 名前を呼ばれて
やっと少し 泣けた気がした
ネオンの下 ひとりきり
風がすり抜ける僕の存在(からだ)
何もできない 何者でもない
それだけで息が苦しくなる
透明な夜に 溶けてしまいそうだった
- Lyricist
hare_tabi
- Composer
hare_tabi
- Producer
hare_tabi
- Programming
hare_tabi

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On a transparent night
hare_tabi
Artist Profile
hare_tabi
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