少し落ち着いた太陽と乾いたそよ風
滲んだ服の汗なんてとっくに乾いてる
膝に貼り付けた絆創膏と泥だらけの靴
少しひきつった笑顔を向けているあなた
補助の付いてない車輪が回りだす
小さくなった背中はどう映る
ねぇ笑って見ていてよ
ふらついて転けそうになっても
笑って見ていてよ
また漕ぎ出せるから
夕焼け色づいた空はいつも穏やかで
カラカラ… タイヤは回ってる
どこか懐かしい感覚に足とられ漕いでく
思い出の中の1ページ
朗らかな表情
暗くなる前に並んで歩いた帰り道
少しずつ増えた絆創膏
沁みていた愛情
今はもう遠く離れた記憶の中だけで
わかってるきっと今だってあの頃と変わらない
少し落ち着いた太陽と乾いたそよ風が
背中をそっと押しているから
ねぇ笑って見ていてよ
悩んで迷って辛くても
笑って見ていてよ
帰り道は覚えてる
夕日に赤らんだ街はどこか懐かしくて
リンリンとベルが鳴ってる
同じ空の下
今は1人漕ぎ出してる
進み方は教えてくれたから
夕日に照らされた自転車の影は朧げで
儚い想い写してる
ねぇ笑って見ていてよ
ふらついて転けそうになっても
笑って見ていてよ
また漕ぎ出せるから
夕焼け色づいた空はまるであの日のようで
あなたの温もりを感じている
- Lyricist
Riku HIROOKA
- Composer
Riku HIROOKA
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Hohoemi no sora to jitennsya
Itadura
Artist Profile
Itadura
高校時代を共にした音楽仲間3人が、大人になって少し形を変えて再結成。 あの頃の僕らと今の僕らが合わさった新しい形「いたづら」 いたづらでアンニュイな世界を表現しています。
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