Lyric

曇った空にしか

癒せない哀傷があった

くぐもった色で響く

この音に何を乗せられるだろう

哀も飽いも相もIも愛も

翼に託して

痛いも凪いも哭いも無いになって

しまう前に

もう見えなくならない様に

ずっとずっと照らしていくんだ

其処に出来てしまった影さえ

この手で包んで見せるよ

いつの間にか無くなった色も

きっとそっと彩っていくんだ

羨望の過去も溶けてしまうまで

いつまでも此処に在るポジトロン

蒼い空にしか

満たせない空洞があった

長く続く雨も

降り止むまで側に居られたなら

哀も飽いも相もIも愛も

翼に託して

痛いも凪いも哭いも無いになって

しまってもいいさ

流れていく水に逆らわぬ様に

動くだけが素晴らしい事か

はみ出した物が切り捨てられて

なんて歪な“綺麗”だ

もう見えなくならない様に

ずっとずっと照らしていくんだ

其処に出来てしまった影さえ

この手で包んで見せるよ

いつの間にか無くなった色も

きっとそっと彩っていくんだ

羨望の過去も溶けてしまうまで

いつまでも此処に在るポジトロン