Lyric

一滴の雨粒ただ足元を眺め

空の果てに漂う明日を探してる

届かない言葉をただ思い浮かべて

時を忘れて眠る 星が泣くまま

彩られた世界 涙さえ忘れて

歌うような言葉を吐き出すままに

繰り返す未来を僕は探すままで

目を閉じた瞬間にサヨナラを告げて

静かな夜を数えて空に溶けてく

音もなくただ虚しさを残して

雨音に消えてく

星屑の夜の下で泣き叫んでも

響かない声 夢を見続けてさ

何かを探してる

雨上がりの空に虹が架かる様に

眩しい日差しの中 街を染めてゆく

辿り着いた先に輝いているのは

二人で見上げた空 眺めているだけ

伸ばした手を握りしめ思い出すたび

時は流れて風に揺られるまま

もう振り返らずに

瞬く星のように踏み出す勇気もまたここにある

覚めない夢の中一人俯くまま

暗闇を見上げて星を眺めながら

歩き出す夜の底 滲む残像を

ただ深く深く息を吐き出すように

僕はずっとずっと夢を描いてる

色褪せた世界に笑顔さえ忘れて

描くような言葉を吸い込むままに

過ぎ去った昨日から僕は逃げるままで

目を開けた瞬間に耳を澄ませて

遠く霞む月明かりをただ眺め

過ぎ去る星空

色褪せる空と澄んだ泣き声をただ

闇夜を裂いた景色に

昨日までの雨を降らせて

長い道の果てで藍色の星を眺めて