Lyric

太陽が近いな 真夏の午後は

いつも (蝉の声が) 気怠いんだ

突然「会おうよ」 君が言ったから

返事 (迷ったふり) してみたけど

潮風にこのまま身を委ねて すぐに

この夏の真ん中(君の待っている)

僕は海へ急ぐ

夏が嫌いだった(嫌いだった)

今日まで そうだった(そうだった)

自然と繋いだ手 放さず

空の青さ重なって(この海の)

行けるさ どこだって(その先へ)

胸の中 何かが

弾けた

「夏が好き、きっと夏に生まれたから」

話す (君の顔を) 思い出して

今 一人の海に 僕を迎えに来た

少し涼しい風(通り抜けたら)

切ないのは なぜだ?

夏が好きになった(好きになった)

一瞬の夢だった(夢だった)

戻れない季節があるんだ

もう一度 出会えたって(この恋を)

僕は君 選ぶって(消さないで)

胸の中 大事に

しまうよ

誰にだって 忘れられない”恋"があるって

僕にとって 君との夏が その”恋”だったんだ

「さよなら」がこんなに痛いなら

思い出なんて 何もいらなかったのに

愛しさで弱くなる 夕立 紛れて

泣いた僕は(ずっと)

変われないまま(傘もささずに)

上を向いて歩く

夏が嫌いだった(嫌いだった)

君が離れてった(さようなら)

自然と放した手 追わずに

雲が消えて 晴れ切った(この空の)

光を手に取って(その先へ)

太陽のような君は変わらずに

僕の中 今でも

煌めく