

いつも歩く駅までの道の 途中の曲がり角
公園があったはずの場所が バリケードで囲まれてしまってた
来年の秋に マンションが建つらしい
更地から 顔をのぞかせてる コンクリートの双葉
掴めるんじゃないかって 手を伸ばしても
決して届かない夢だった
久しぶりに見上げた空に 高い高いクレーン
無邪気にはしゃいだあの頃 今もたまに夢で見る
返りたい訳ではない はずなのにまた繰り返していた
今は知っていることも増えて
そのくせ残ってる持ち物は 仕様もないもので
いつまで経っても同じメロディー
口ずさんでいてもいいじゃない
そう言った君の背中の向こう 赤い赤いクレーン
ビルが建ち並び 昔見ていた景色は
遠くから少しずつ 溶け出して 消え去って 姿を変えていく
いくら考えても もう戻らない
そのうち思い出すことさえもなくなるんだろう
掴めるんじゃないかって 手を伸ばしても
届かないのはもう分かってる
久しぶりに見据えた前の道は 明日に向けて
僕はまた歩き始める
- Lyricist
Yuhei Hori
- Composer
Yuhei Hori

Listen to Crane by Yuhei Hori
Streaming / Download
- 1
Perfect Number
Yuhei Hori
- 2
Swimmy
Yuhei Hori
- 3
A Chilly Day
Yuhei Hori
- ⚫︎
Crane
Yuhei Hori
- 5
Premise
Yuhei Hori