Lyric

拝啓　縁に巻かれた者達へ

出できた三葉の手紙の中から

似て似つかない過去の君へ

伝える貴方の未来の姿を

反吐洗い立て

地に足つかぬまま

禍々しく待ち受ける運命に抗い

自らの選択に誇りを持つ

世は背を向けようと貫いています

蝉は生かせど殺せど七日の命

聞かせましょう止まない生の悦びを

あどけない本能の片隅で光る

本来誰でもあるはずの思想

下す審判は誰の手に

神の手に

委ねる勇気など

持ち合わせる訳もなく

跡形もない人生で自我を探す

千年先まで非凡を生きる

常に常などはある訳もなく

偶然に出会った二匹の縞馬が

奏でる音は貴方の人生に

深く深く影響を及ぼす

お門違いの挿入歌に

耳塞ぐ暇があれば

てんやわんや一度

踊らされてみなさい

パッと周りを見渡すと

気づいた頃にはほら縞馬の庭

群れに置いてかれない様

心掛けなさい

ひたすら前だけ見て走りなさい

最短で走った所で

得れたはずの苦虫は

噛むこともなく

天狗に化けるでしょう

ならば遠回りに生きましょう

落ちたパンでも残さず食べましょう

ガッチガチに固められた

君の思想など

瞬く間に崩して見せましょう

さして難しい事もなく

容易く極まりない

小さな幸せを享受したいのは

皆も同じはず

さあ 愛を感じましょう

さあ 隣の馬鹿まで愛しましょう