Lyric

あなたに宛てたが

書き損じた暑中見舞い<ラブレター>

<貴方は今元気でいるでしょうか？>

無駄に厚い夏服

顔に貼りつく汗

揺れて見える街

全て溶けそうだ

夏の通学路

主張の強い日差しに

対抗する蝉

それでもなお

君の一人勝ち

焦がすように

貼りついた光にも

劣らないほど

君は眩しく

擦れた夏に輝いていた

茹でるように

貼りついた髪さえも

揺らせるほど

君は眩しく

擦れた夏と輝いていた

「こんな日も何時か

思い出になるのかな」

そんな言葉を交わした

思い出の炎天下

雲との距離が近くて

君との距離は遠い

雲との距離が近いが

君との距離は遠い

雲との距離が近くて

君との距離は遠い

雲との距離が近いが

君との距離は遠い

無駄に厚い夏服

顔に貼りつく汗

揺れて見える街

全て溶けそうだ

焦げたように

肌を焼く光にも

劣らないほど

君は笑って

暑い夏を輝かせた

焦がすように

貼りついた光にも

劣らないほど

君は眩しく

擦れた夏に輝いていた

茹でるように

貼りついた髪さえも

揺らせるほど

君は眩しく

擦れた夏と輝いていた

「こんな日も何時か

思い出になるのかな」

そんな言葉を交わした

思い出の炎天下

あなたに宛てたが

書き損じた暑中見舞い<ラブレター>

<貴方は今元気でいるでしょうか？>