Lyric

もしも神様が

ひとつだけ願いを叶えてくれるなら？

きみの唇まで

あと3センチくらいの距離で

「世界平和かな」なんて

心にもない答えを口にした

格好悪い本音を

きみにだけは 知られたくなかった

あぁ まただ アドリブに弱い私が

嘘をついた

きみの前だと

いつも 息が少しだけ苦しいの

綺麗すぎる世界平和より

汚れたままのきみが欲しい

壮大な物語のヒロインになんて

ならなくていい

ありきたりで

使い古された言葉でいいから

「愛してる」って言って

キスをして

ねぇ 神様 聞いてる？

「いつかこの街を出るのが夢」だって

きみは笑う

その瞳は いつも私より

少しだけ遠くを見てる

今すぐ言わなきゃ

この3センチが 本当の銀河になってしまう

永遠に 手の届かない場所へ

あぁ もうやだ

演技してる私を

演技で見つめないで

きみだって本当は

同じ気持ちなくせに

きみが描いた未来の地図に

私の名前がなくたっていい

幸せな物語のヒロインに

ならなくたっていいから

ありきたりで

使い古された言葉がいいの

「愛してる」って言って

キスをして

ねぇ 神様 聞いてる？

あぁ 神様なんて どこにもいない。

わかってる

きみと私 ふたりしかいない。

わかってるよ

だから もう こんな問答はやめにしない？

震える唇が 答えを もう知ってる。

魔法なんていらない！

綺麗すぎる世界平和より

汚れたままのきみが欲しい

ありきたりで

使い古された言葉をあげる

「世界で一番、愛してる！」

だから 今すぐ その3センチをゼロにして！

あぁ…

神様 お願い。