Lyric

雨に溶ける街のノイズ

透けた傘の向こうに

君の影がぼやけて消えた

すべては一瞬の幻みたい

手に入れても　すぐに壊れる

安いプラスチックの夢

でもその儚さが

なぜか愛しかった

Plastic Umbrella　僕らを隠して

降り続ける夜を歩いた

涙も声も　滲んで消えて

残るのは濡れた足跡だけ

コンビニの灯りに揺れて

二人並んだはずなのに

傘の中の沈黙だけが

やけに重く感じていたんだ

置き去りにされた　傘みたいに

忘れられるのが怖かった

でも朝が来ればわかる

それが僕らの答え

Plastic Umbrella　君と見上げた

雨の空はどこか遠くて

透明なだけ　触れられなくて

消えていく恋を映していた

Plastic Umbrella　僕らを隠して

降り続ける夜を歩いた

涙も声も　滲んで消えて

残るのは濡れた足跡だけ

Plastic Umbrella…

Plastic Umbrella…