Lyric

たとえば・・

温かな朝の光りを浴びて

許せる限りの自分を許したら

少しだけど本当の私でいいんだと

神様が微笑んでくれた気がした

居場所のない日々

誰とも交われない脆い時間

追い討ちをかける心ない言葉

でも・・あなたがいてくれた

たとえば・・

オレンジ色の大きな夕陽は

地球の全ての美しい色を

この上ないグラデーションにして

一瞬で溶かし魅せてくれる

たとえば・・

何も穢れてなかったあの頃に

戻れたら　あなたはこう言うの

本当の君はここにいる

何も変わってない　頑張ったね

船は辿り着く　色んな場所に

そこには夢も絶望も

喜びも悲しみも　愛も憎しみも　あるけど

でもそこには必ず　幸せになりたい、

と書かれている　間違いなく・・

そしてもうひとつ

生まれて　抱かれて　あやされた

あの頃に笑ってた　幸せな君は

今もそのまま

君の人生の核としてあるんだよ

消えることはない

そう、幸せを忘れてただけ

無力の君　穢れなき君

一度その場所を思い出して

たとえば・・　たとえば・・

温かな朝の光りに会えたなら

愛せる限り　自分を抱きしめて

少しだけど本当の君を思い出して

神様が微笑んでくれた朝に戻ろう

たとえば・・

人生が今日終わるとしたら

感謝をして　生まれた時のように

大きな声で泣きたい

ありがとうもつけて

そう・・微笑みながらあなたに