Lyric

ラムネのような空の下

笑い声が　泡のように弾ける

横顔ばかり見慣れた

夕立ち前の香り感じて　俯いてた

伝えられない気持ちが今

波のように急かしてる

信号の白い線だけ踏んで

君の目の前に飛び出したいな

五月蝿すぎる蝉たちのエール

汗ばむ背中を押す

君といた夏はふたりだけのヒミツ

ひまわりに隠して　笑ってみせた

飲み込んだ眩しさに恋焦がれた

青すぎる風はスローモーション

蜃気楼　遠く揺れてる

まるでぼくの心が透けたような

スイカのタネを飛ばして

深くかじる　甘さ薄れるズルさ知ったの

伝えたくない気持ちがまた

今さら焦り騒ぐ

信号の白い線のスキマ

置いてきた想いが走りだす

それでもぼくは動けなくてさ

青信号まぶしかった

君といた夏に言いたかったコトバ

打ち上げ花火に消えていったの

好きだなんて言えなくて　大人のよう

青すぎる風は知ってる

あの日あの瞬間に戻れたら

青に混ざる苦さだけ　残ってる

背伸びしてむしろ遠くなる雲は

ゆっくりとぼくを置いてく

君といた夏はふたりだけのヒミツ

ひまわりに隠して　笑ってみせた

飲み込んだ眩しさに恋焦がれた

青すぎる風はスローモーション

君といた夏に言いたかったコトバ

打ち上げ花火に消えていったの

好きだなんて言えなくて　大人のよう

青すぎる風は知ってる