Lyric

春になって

別れ告げ消えた

明日明後日さえ

わかっていない

霞んでいる視界の奥

嘆き哀れな姿

その妄言に嫌気がさした

恐らくまともではなかった

透過していく記憶と

この頭の痛み逃れようとまた眠りに落ちる

もう届かなくてもいい

枯れていく瞳

見つめる先に雨が降る

行くあてさえ

曖昧になって

忘れてしまいそう

暗かった部屋

治らない怪我

お揃いの傷は一緒のまま

辛かった朝

触れ合った肌

見えないふたりの距離の概算

白く染まる視界

まだ縋っていたい

なし崩しで結んだ関係はずっと

不完全だ

春になって

雪のように消えた

簡単ではなくてまだ

わかっていない

美しい花だけが先に散って終わる

そんな世界を儚いだなんて

思えなくて

行くあてさえ

曖昧になって

忘れてしまいそう

暗かった部屋

治らない怪我

お揃いの傷は一緒のまま

辛かった朝

触れ合った肌

見えないふたりの距離の概算

白く染まる視界

まだ縋っていたい

なし崩しで結んだ関係はずっと

不完全だ

暗かった部屋

治らない怪我

お揃いの傷は一緒のまま

辛かった朝

触れ合った肌

見えないふたりの距離の概算

白く染まる視界

まだ縋っていたい

なし崩しで結んだ関係はずっと

不完全だ