浜尾に浮かぶ
頼りない舟
狭間の空の色に
帆を染めて
碇を揚げれば忽ち
彷徨うような心地
それでも止められないから
然らば往け
己が心が求める地へ
風を望むのなら
何時でも与えられよう
然らば往け
険しい波間を捨て虚空を
切り裂いた軌跡が旅路と為り、
風が吹き抜ける
最果ての地へ
君の舟が
海を渡る
わたしは見送るだけ
手を離して
叶えたいものは
水平線のように淡く
それでも見つけたのだから
然らば往け
君の瞳が焦がれる地へ
道を尋ねるなら
何度でも打ち鳴らそう
然らば往け
痛ましい傷も誇り高く
踊らせた身体ははじまりを覚えている
君を連れ出す
君は
今も何処かで
同じ空の下で
真っ新な足跡を愉しんで
然らば往け
果てない願いが溢れる地へ
君が望むのなら
何時でも声を貸そう
然らば往け
激しい叫びで裂け 真宵を
響いた産声は 星々の応えを喚ぶ
君を照らし出す
- Lyricist
Wi SHOBU
- Composer
Wi SHOBU
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The Boat of this Evening
Wi SHOBU
Artist Profile
Wi SHOBU
Singer-songwriter Brith: 8/30/1999
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