Lyric

散ってゆく花弁が物語る夢の跡

平等な世界　消える神様　そこで笑ってるお前何様？

どうかこんなゲームなら振り出しに戻しておくれ

不平等な社会　僕をよそ目に流れ始める春の歌

移ろうままに僕らが手にしたものなんて

季節とともに失せるだけ

思ってもないこと言い争って傷つく僕たちは

知らないままに失っていることも気付けない

雪の季節なんて僕には似合わないのに

どうして？　そんなに冷たくするの

人を真似ても上手くいかない

自分の思い通りにもできない

ルールばっかで先に進めない

そんな言い訳に縛られているの

からっぽの空を見つめて柄でもなく

ただここで叫ぶだけ

自分が信じていいものすらわからない僕たちは

夢ばっか語ってどこにも辿り着けない

僕の心なんてどこにも帰れないのに

どうして？　そんなに冷たくするの

そんなふうに悲観してばかりで

暖かい風がトゲを溶かす

その輪郭を伝って零れるシズクはどこへ？

同じ季節なんて二度と繰り返さないけど

賽を振ってもう一度

思ってもないこと言い争って傷つく僕たちは

愛情の表現も不器用だな

雪の季節なんて僕には似合わないのに

どうしてそんなに優しくするのかな