Lyric

目の前で意気揚々と歌ってるあのバンドマン

しょうもないラブソングを君に送りながら

自己中心的な感情に溺れてみっともないな

君はラブソングなんて嫌いそんな風に言ってて

でも周りの評判に負けてヨワイ僕の歌を

結局君もそっち側の人間かよ

あー、だせぇなぁ

お揃いばっかの感情「大切な人に向けて」って

くさいセリフ並べて得意げな顔して唱えて

あいつが虚しくみえるな

薄っぺらい。そう僕は思ってしまうんだ

痛ってぇ

君が歌ってくれたラブソングも

バカにして笑っていたけど

それも全部全部全部全部愛しくね、感じるんだ

僕に歌ってくれたラブソングが

しょうもないことばかりだったけど

今となっては聴きたいななんて

思ったりしてしまう

唯一僕だけのことが好きって君が目を細めて言うからさ、

僕はその言葉を信じて君なりのラブソングを頑張って理解しようと思ったけど

でも、君はそこで誰にでも簡単にそう歌うから

僕はバンドマンの時の君のことが大嫌いになったんだ

たばこの匂いの服着て

「今日はありがとう」なんて優しく

慣れてる他人行儀がなんだか味気ないのが

苦くてトイレに逃げ込んだ

君は気づいてなさそうだなぁ

痛ってぇ

君が歌ってくれたラブソングも

バカにして笑っていたけど

それも全部全部全部全部愛してる

僕に歌ってくれたラブソングが

しょうもないことわかってるけど

そんなとこも嫌いになれないな

情けないくらいに

すきだった。