Lyric

夜が喉を鳴らすころ

月灯り　爪を染める

甘い声　吐息まじり

「ねえ、遊んであげようか？」

嘘でもいいの　本気でもいいの

目を逸らさないで

恋じゃないけど　狩りに出るのよ

覚悟、できてる？

紅い罠に落ちて

甘く溺れていけばいい

正義も誓いも脱がせてあげるわ

鼓動が跳ねるたび

嘘と欲が混ざってく

あなたはもう　私の餌食（えじき）

爪先でなぞるだけで

どんな男も　泣き出すの

純情なんて退屈ね

燃えるくらいがちょうどいい

さあ、もっと深く　堕ちてごらん

背徳（いけない）ほど美味しい

指先ひとつで　操られるの

わたしのルールで踊って

紅い罠に堕ちて

名前さえ忘れたまま

嘘も真実も　どうでもいいの

キスひとつで終わる

快楽だけ残ればいい

あなたの夢　今夜で終わり

願ったんでしょ？　狂わせてほしいって

愛なんて　鎖にすぎない

わたしの檻へ　ようこそ

紅い罠の中で

最期の声を聞かせてよ

天使も悪魔も　見て見ぬふり

今夜すべてを奪って

静かに闇へ消えましょう

次の獲物が　目を覚ますまで