Lyric

ぼんやりと目が覚めた朝に

ふと気づく、

花びらが散る景色

こんなにも暖かい日々に

籠るような心細さも少し

どんなに走ったって届かないことばかり

握る春の陽も溶けてしまうわ

どうしようもない1日の終わりに

星のように

光のように

舞っているのは…

ひらひらと散ってゆくように

こんな日々とともに落ちてゆくように

舞うこともできない夜でも

照らす灯が遠くの星になる

夜桜

遠くまで投げたこの声も

届かずにただこだまするだけで

期待した朝の光さえ

ちっぽけで何も照らされなくて

どうしようって嘆いたって変わらないことばかり

はしる冬の雪も溶けてしまうわ

どうしようもない1日の終わりに

星のように

光のように

舞っているのは…

ひらひらと散ってゆくように

こんな日々とともに落ちてゆくように

心まで冷えるような夜も

照らす灯が私を暖める

こんな世界の光を集めて

照らされた命を抱きしめたいから

連れて行ってよ、

春の始まりへ

本当の光を私に見せて

真実を教えて

ひらひらと散ってゆくように

こんな日々とともに落ちてゆくように

舞うこともできない夜でも

照らす灯が遠くの星になる

夜桜