Linguish Front Cover

Lyric

To-De

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神様が僕の隣の部屋に もしも住んでいたら

どうにか毎日君に会えないか 相談してくるね

大事なことばっかり誤魔化しちゃって

本当恥ずかしいね

寂しくなったら思い出して欲しくて

このザマさ

両手で表せれないくらい 言えないことばっか

足の裏のシワまで大好きさ

嘘じゃないよ

生まれ変わってもさ

どうせ君に会えないから

本気じゃなくても笑って

今日は抱きしめておくれ!

幸せになるための努力さえ

碌にできないから

お花を飾ってくれた毎日に

今更気づいた

どうして馬鹿げた過ちに 全て狂わされて

大切な君と心から 向き合えなくて苦しい

大きな声でまた 君の名前を叫んだら

眉を八の字にして怒って 僕を叩いてくれるかい

失ってくものばかり見えて 泣いてばかりいるよ

愛される覚悟もないなら 誰も愛せない

こんな形ですら満足に 伝えるのも無理なんて

情けなくて消えてしまいそう!

もう行かなくちゃ

穏やかな日々が贅沢過ぎて ずっと続けたいな

もうすぐ迎えが来るから ここを出ていくよ

君が忘れても 痛くないように

ひとりで出ていくよ

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the Includesはアコースティックギターによる弾き語りをメインに、これまでウインドオーケストラ、ロック、ジャズなど様々なジャンル・プレイスタイルの音楽を経験しており、2020年前後からはさらにボーカロイドやDJプレイ、既存のバンドのコピーなどにも挑戦しています。

多様な音楽体験を経たうえで改めて「音楽」と向き合ってみると、「音楽」というひとつの分野にも、ジャンルや楽器、パートによって全く異なる考え方、演奏をしていることに気付きました。
リズムの違いや音域の違い、ジャンルにおけるアイデンティティやそれぞれの社会的背景に目を向けると、「音楽」というものは、全て同じように「演奏されて他者に届くもの」でありながら、実は全く違う性質や文化・バックグラウンドを持つ―――それぞれの国で話される異なる言語のようだと感じています。


今回のアルバムは、そんな『音楽とは言語に似ている』という思いから「Linguistic(=言語学的な)」と「~sh(のような)」という2語をつなぎ合わせた「Linguish」という造語でアルバムタイトルを飾りました。英語に寄せているのはなんとなくかっこいいという理由と、一度聞いてわからない言葉で、このアルバムを取り巻くものごとより深く考えてもらいたかったからです。


「Linguish」に収録された曲群は、the Includesならではの歌詞を重要視して書かれた『歌』がアルバムをかたどっています。普段のライブと違って、バンド形式での録音になっていますが、まずはポップスに近い見方で楽しんでいただけたらと思っています。
サビを楽しむ・曲全体を楽しむ、歌詞に注目する、各楽器隊に焦点を当てる、アルバムの機能として曲と曲の繋がりを考察する……このアルバムだけでも様々な楽しみ方があるので、是非何度も聞いて毎度新しい発見をしてもらえると嬉しいです。



また、現在the Includesとしては、異なるジャンルのプレイヤーが異なるジャンルの旨味に気付ける機会がなかなかない(≒異なる言語圏の人が理解しあえない)ことに課題を感じています。

そこで、2024年は「Linguish」をリリースするにあたり、地元愛知県内で「Aliens 2024」という、一度のライブで多様なスタイルのアーティストのステージに触れてもらい、今まで以上に多角的に音楽を楽しんでもらえるためのライブセットを開催しています。

勿論、the Includesの楽曲を楽しんでいただくことは前提として、the Includesをとりまく、全く異なる文脈を持った「音楽」に会いにライブにも顔を出していただけたらと思っています。

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