Lyric

火薬の匂いがした

もう過ぎた夏がいた

注いだ熱はもう

過去のものにしたはず

つま先力込めて

その目線の先を見たい

それはきっと美しくって

君の瞬きは火花

黒を飾るように添えられる仕草全部

憧れてただ見つめるしかできない

黒をなぞる様な貴方の孤独が知りたい

気付かないとこで消えないでいて

辺りは寝静まって

乾いた音だけ響く

短い導火線上で

私には何が出来る

行く末の途中の電柱に

貼り紙をしておけたならば

目尻の端の端で

火の粉にさせて欲しい

黒を飾るように添えられる仕草全部

憧れてただ見つめるしかできない

黒をなぞる様な貴方の孤独が知りたい

気付かないとこで消えないでいて

日々増してく想い 忍ばせる視線全部

貴方の瞳の閃光には負けるけど

消えないでいて

消えないでいて

まだもっとそこにいて

エゴだけれど

まだもう少し

焦がれる今がある

つま先力込めて

その目線の先を見たい

それはきっと美しくって

君の瞬きは火花