Lyric

ただ静かに際限もなく

大地をよこぎって

時には堅牢な岩肌を削って

意味などない価値すらない

様にも見える

ただ大きく横たわるだけの真実

ジリジリと立ち登る蜃気楼のように

朦朧とした脳内はまるでジャンキー

アスファルトを焼き尽くす

オレンジの太陽

地平線の向こう側は見えない

最果ての街へ

羅針盤は無くとも

今手を伸ばして飛び立とう

下を向いて

足踏み踏んでなんかいないで

腐った様な世界で調子はどう？

殺された自我の向こう

かすかに聞こえる心臓の鼓動

呆然と当てもなく街を彷徨って

300円で満たされて行く空腹

タバコに火をつけながら

夜空を仰いで

半分に欠けた月に煙を吐く

むせかえるような

部屋の天井を見ながら

今手を伸ばして飛び立とう

下を向いて

足踏み踏んでなんかいないで

腐った様な世界で調子はどう？

殺された自我の向こう

かすかに聞こえる心臓の鼓動

いざ目を見開いて漕ぎ出そう

張り詰めた水面に波を立てろ

覚悟はやっと決まったそう思ってる

息を切らして這いつくばって

生きるって事をずっと探して

確かに聞こえる心臓の鼓動