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Lyric

Kakushi-goto

FUSHIMATIC

自業自得が僕に言う

お前が悪いなって

貰った角砂糖はもう 焦げたようだ

凍ってしまった舌先は

麻痺している

このままじゃ君の味が

分からなくなる

同種移植で成っている 歪な僕を

意の中の蛙が言う 素敵な笑顔ね

えてして色は僕にとって

すごく甘美で

一緒くたの好意なんてもの

信用がないね

君が送った月の写真は

胸が痛いほど綺麗だった

さっき違う人と

そんな話をしていた

なんて言えるはずがないね

誰しもきっと

不完全な形をしていて

欠けた場所をどうにか 探している

君と僕じゃどうしたって

満たせないようで

三日月みたいに笑うあなたを

愛おしく思う

酷く酷く 愛おしく思う

自業自得が僕に問う

何がしたいんだって

貰った角砂糖はもう 口に合わない

蟠りと言うにはもう

贅沢だと思うけど

実直な好意なんてもの

信用がないね

指でなぞった輪郭だけじゃ

君が誰だか分かんないよ

生々しい匂いと体温で

吐きそうになってしまう

誰しもきっと

不完全な形をしていて

ちぐはぐな今日を一緒にいたって

どうも歯がゆいね

自分の持てる予算内で

買ったものよりも

ポケットに放り込む釣り銭を

大事にしたかった

満たし合うことに慣れてしまって

本当の形なんて

もう 分からないのに

欠けた場所をあなたが

撫でてしまったから

どうしたって腑に落ちたような

気になっている

誰しもきっと

月みたいな形をしていて

欠けた場所もないのに

あえて隠している

人はどうしたって

夜空にぽかんと浮かんでいる

一つ一つでしかないと分かっている

酷く酷くわかっているのに

  • Lyricist

    Yuto

  • Composer

    Yuto

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