Lyric

目一杯に緑が咲いた

お日様には祈りなさいな

祈りはサイファー昨日の夜は

皆んなそんな気持ちだsomething like that

神社の裏の階段駆け降りた

肩から下げたキャンバスの鞄

中のペンがカタカタなって

ぶらぶら向かう高台の図書館

よぎる恋の予感

思い出す夏の空　甘いソーダ

渡り廊下でばったりなんてオーダー

してないまさかね

こっそり神様の存在を問うた

君は友達と二人

笑顔以外は背景になって

ピンボケする世界窓の外

運命が交差するのはもっと後の事

せっかくキラキラしてたのに日常

大人になってダメになっちゃった一応

言っとく少し先のワタシに

嫌な事しちゃダメ先延ばしに

またね失敗しちゃったね

それが道になるね先の轍に

誰もいない煙草屋のかど

電柱が曲がってる煙草屋のかど

首を折り小窓を除いて見た

白い扇風機が俯いていた

いつもの近道田んぼのランウェイ

久しぶりに歩くか　いや断念

真白なスニーカー気にする残念

ハートの泥はどこでつけたんだっけ

容赦のない日差し土に還る

蝉の声も石に溶けていく

日に焼けた真っ黒な少年は今

スマホで撮った真っ白な顔でわらう

いつかの図書館　息をきらして

フェンスに座り街を見下ろす

甘いソーダこんな不味かったっけ

あの日のままの夕焼けにぽつり

新しいこと今も探す日々よ

一冊の本一切れのパンで生きよう

花の名前ひとつだけ覚えて

見つけに行こうあの丘を越えて

旅の始まりはいつだって

此処にある此処からはじめられる