女の子みたいな声で
俺を呼ぶお前の声を
も一度だけ聞かせて、神様
なんて思ったりしたんだ
そしたら今朝、夢の中に
6歳くらいのお前が
「お兄ちゃん!」なんて
出てくるもんだから
思わず抱きしめてしまったよ
自分の泣く声で目が覚めた
カメラにもどこにも残ってないけれど
この胸の奥、小さく光る
かわいい、かわいい、弟よ
幼いお前を残して
兄貴は家を飛び出した
本当はもっと大人になっていくお前を
側で見てたかった
どうやって生きるべきか
どうやって愛するべきか
たった一人でもがいていたお前の
話を聞いてやりたかった
でもな、お前がじじいになれば
俺はお前より年上のじじいになるんだぜ
これって素敵なことだと思わないか
俺より先に父になるお前を お前の家族を
俺はこの命の全てをかけて愛すると誓う
いくつになっても
この胸の奥、小さく光る
かわいい、かわいい、弟よ
女の子みたいな声で
俺を呼ぶお前の声を
も一度だけ聞かせて、神様
なんて思ったりしたんだ
- Lyricist
Ryoma Kikuchi
- Composer
Ryoma Kikuchi
- Recording Engineer
Ryoma Kikuchi
- Mixing Engineer
Ryoma Kikuchi
- Mastering Engineer
Ryoma Kikuchi
- Guitar
Ryoma Kikuchi
- Vocals
Ryoma Kikuchi
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Hikaru
Ryoma Kikuchi
Artist Profile
Ryoma Kikuchi
1994年9月23日生まれ、北海道札幌市出身のシンガーソングライター。幼い頃からギターをおもちゃのようにして育ち、15歳の時に初めて作詞作曲した曲で全国規模のライブオーディションに合格したことをきっかけにシンガーソングライターを志す。全国を歌い歩いてきた叩き上げの歌声はまるで自身がかき鳴らすアコースティックギターと競い合うように鳴り響き、繊細で叙情的な歌詞とのコントラストが鮮烈に聴く者の心に焼きつく。「誰もが心の中に抱えている"名前の付けられない感情"をできるだけ純度高く、そのまま歌にしたい」と語る菊池遼真の紡ぐ世界を、是非ともあなたの生きてきた世界に重ねてみてください。言葉にできなかった悲しみや傷痕に、そっと名前を付けてくれる歌が見つかるはず。
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