Lyric

どの夢も叶わなくて

世界を嫌いになってばかりで

申し訳なくて子どもの頃の写真はまだ見れない

人生に正解は

ないのに間違いはきっとあって

逆を行けば　正解だとも限らないようだね

報われなかった全ての努力たちへ

陽を浴びなかった全ての夢たちへ

諦めるという選択は

本気で走り続けた人には

その未来を叶えることと同じくらい

難しくて痛いものだから

あからさまに決めなくてもいい

冷めたフリして続けていけばいい

そして強い心を持って優しくできる人になれたら

それが正解だ

どの恋も叶わなくて

自分を嫌いになってばかりで

心も枯れて一人で生きれるように腕を磨いた

人間に時間は

無限じゃないけれどちゃんとあって

それなりには　何度か失敗できるようになってる

気づかれなかった全ての優しさへ

芽を出さなかった全ての才能へ

自分を愛するというのは

他人を愛するよりも難しい

世界中でたった一人だけキスできない人をどう愛せというんだ？

ならば守ることにすればいい

この気持ちと身体を一番に

守り続けていつか守ってくれた人より長生きすりゃ

それが正解だ

生きるを選ぶということは

枯れたはずの涙がまた流れ

閉じたはずの傷がまた開き

抜けたはずの闇にまた出会うことだ

それでもいいならば進めよ

それでいくしかないなら泣くなよ

陽の目を見れなかった情熱を

たまに思い出しながら生きてくんだ

なんて思いながら眺める

桜の花びらはまだ綺麗だ

青空の日は気持ちがいいんだ

人の涙に心が動かされるんだ