

多感の一つで片付けられてしまう
赤い季節は悪夢でしかなかった
街外れの小さなレコード屋で
独りの時だけ息をしていた
扉の前で道化と化した
大切な何かは自ら殺した
この生き地獄、もう降りよう
ただそれだけを考えていた
と或る日
桜の木の下
愛ある光と出逢った
その声と眼差しに
一切を奪われた
そう、あなたの事です
水曜日が深まりさえすれば
辛い毎日も報われた
鞄に忍ばせたボブカットの横顔が
終われない私のお守りだった
雨の日
上野公園のベンチは
片方だけのイヤフォンで
誰かを強く想う
あなたの唄を聴いていた
そう、ココアを飲んで
あなたが好きです
すべての夜に落書いた
願いが叶う暁には
瞳を逸らさずに
震えながら伝えよう
この醜い世界で
愛あるあなたと出逢えた事
私の僥倖
二時頃にラヴレター
I just wrote to you
- Lyricist
Tada Motoki
- Composer
Tada Motoki
- Producer
Tada Motoki
- Vocals
Tada Motoki

Listen to Love Letter by Tada Motoki
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「シンガーソングライタータダモトキが、渾身の3曲を収録した1stEP「扁桃」を2025年12月24日にリリースする。
1曲目には、タダモトキ始動の契機となったリードトラック「イツモココカラ」を収録。
アルトサックスをはじめに各楽器が見事に融合し、 彼自身のアティチュードを力強く感じさせるファンク・ポップに仕上がっている。
2曲目の「ラヴレター」は、敬愛するミュージシャンaikoへの想いを綴ったミディアムバラード。
Wurlitzerの温かな音色がその切ない心情を彩っている。
3曲目の「逆光ファンク」は、JBを彷彿とさせるファンクナンバー。
ワンコード上を縦横無尽にうねるベースを中心としたグルーヴィーなサウンドは必聴。」
Artist Profile
Tada Motoki
Singer-songwriter from Kanagawa Prefecture. Nicknamed Teddy. He writes about life, death, and humanity with a sensitive sensibility. His groove-filled cutting and delicate, emotional vocals make him dance with just an acoustic guitar. He currently performs mainly at live music venues in Tokyo. He released his first EP, "Menton," on December 24, 2025.
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