Lyric

揺れる籠にひとりぼっち

差す光 虚構が溶ける

覚めた夢に魅入られて

今生きる日々の境界は薄れる

吐いた鼓動 息のリズム

ここに在ること 意識だけ感じた

凍り付く心は

枯れて 孤独に怯えた

指先に触れる 温度に包まれて

世界は色を付けてく

色彩が示す明日へ 導かれるままに

雲に陰る空

いつかの空に繋がるから

煌めきを拾い上げて

大切な日々に変えよう

風に揺れる戸惑いに

胸の奥響く 「どうして」と呟く

問いの答え見付けられず

いのちあるだけ 果てもなく紡いで

移りゆく季節に

生まれ儚く朽ちてく

ひとときの色に 心を奪われて

想いの種 花ひらく

光彩が明日の居場所

暖かく照らすよ

澄み渡った空

あの日の涙乾かすから

思い出は胸の奥へ

今この瞬間（とき）を見つめて

色彩が示す明日へ 導かれるままに

暗闇を照らす 光に掌をかざして

心閉ざす霧払い

澄み渡る青い空へ 歩こう

いつかの空は 自分次第で

違う姿見せてくれる

だから今を

精一杯の今を 生きよう