Lyric

陰り揺れ瞳閉じる 君に遠く灯す音

賭けた想い夢虚ろ 独り響く路地 分かれ道で

雨と花に君は影 ほらね また言い訳した

濁る赤と緑には お似合いの中途半端な呻き

手のひらかざしても 人波に飲まれ消えてく

高架下佇み 交差する灯影滲むの

屋根の下伝いに 歩くのも難しいから

いっそこのままでもいいの

僕についてきなよ ほら

曖昧な距離 ビルの窓に映して

こんな冷えた手 君に触れられないよ

夢に触れ瞳閉じる 僕を巡り縛る音

絶え間なく通り過ぎる 希望の熱に焼かれ続けて

雨の空をふと見上げ ほらね また言い訳した

雲の切れ間が照らした 僕らしい中途半端な軌跡

濡れた路面に 映る歪んだ影に

見える気がした 君の本当の気持ち

確かめる目に 揺れる煌めき見ても

回る車輪と 人波に溶けてゆく

陰り揺れ瞳閉じる 君に遠く灯す音

賭けた想い夢虚ろ 独り響く路地 分かれ道で

雨と花に僕は影 ほらね また言い訳した

濁る赤と緑には お似合いの中途半端な声

夢に触れ瞳閉じる 僕を巡り放つ音

絶え間なく通り過ぎる 嘘の言葉に焼かれ続けて

晴れた空をふと見上げる ほらね また言い訳した

沈みかけの陽を背に見た 僕だけの中途半端な奇跡