Lyric

白い夜が

明けるころには眠った

子供の声が

遠ざかるいつかに終わった

ただ過ぎ去った

また巡るものと知った

ノイズになった

遠ざかる夢でまた会った

たゆたう

（よんでる？）

あいだに

（おねがい）

触れたい

そっと落とした

ささやき

（さやけき）

真白い

（かげろい）

暗闇

ぱっとひらいた

わたしを見つめてる

夜が今攫った

わたしを見つめてる

黒い星が

しずめるとき

静かの海

さみしいほど

膨らんでいく

空っぽ

しずめるとき

静かの海

眠れぬだけ

息を吸って

（吐いた　吐いた　吐いた　鳴った）

ただ過ぎ去った

（ためらい）

そう いつかは願った

雲雀の声が

遠ざかる春を置いてった

わたしを見つめてる

逆さに映る影

わたしを見つめてる

あの瞳が

しずめるとき

静かの海

思い出でも

言えなかったな

わらって

しずめるとき

静かの海

瞬きまた

遠くなった

透るアパシー

遠くの星

呼べるものは

どこにもないから

もう

どこへだって

行けるはずね

苦しいけど

しずめるとき

静かの海

さみしいほど

膨らんでいく

空っぽ

しずめるとき

静かの海

また会えるね

息を吸って

（吐いた　吐いた　吐いた　鳴った）