綺麗な泡はすぐ
弾けて消えるの
またぱちんと飛沫あげて
この手のひらで
あなただけでいいのに
触れたから消えて なんて
酔いも冷めないから
軽く喉潤して
間違っても 間違っても
また目瞑りながら
すくめた肩に寄りかかる
予定の時刻
ふらついても ふらついても
片目擦りながら
歪む瞳の奥覗いた
寝ぼけ眼で
揺らいだ意識の中
沢山吐いた息は
苦しげに音を立て
上に上に消えていく
泡に塗れたまま
ゆらりと沈んだなら
誰かに似てる影
ねぇ そっと探して
あなただけ夢見てる
深く深く 沈み込んで
苦しくても この手を繋ぐの
あなたに あなたに触れてる
この今だけでも
透き通るあなたに染められ
気持ちばかり汚れてく僕は
濁った色の泡
もういない
その場で繋いだ手も
泡沫 夢そのものだと
揺らいだ意識の中
沢山吐いた息は
苦しげに音を立て
上に上に消えていく
泡に塗れたまま
ゆらりと沈んだなら
誰かに似てる影
ねぇ そっと探して
何気ない表情は 穏やかなまま
あなたの記憶も 淡く溶けてく
しょうがないなんて 口にするけど
ただただ このまま
あなただけ見ていたいの
この手離したら もうバイバイ
あなただけ見ていたいの
この手離したら もうバイバイ
あなただけ見ていたいの
この手離したら もうバイバイ
だけど 変わらないよ
あなただけ夢見てる
遠く遠く 離れないで
見えなくても この手を繋ぐの
あなたに あなたに触れてる
この今だけでも
確かに触れたのに
触れたまま消えたなんて
酔いも冷めないから
もう夢のまま
あなただけでいいのに
見失いそうだなんて
指先に残り香
軽く喉潤して
- Lyricist
Fog
- Composer
Fog
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Fog
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