Lyric

ビロードの雲にキスをして

手のひらから

零れおちたアーモンド

追いかけて弓のように駆けだす

きみの影が離れていく

行かないで

今もまだ輪郭をなぞってる

黄昏時飛び越えた

きみはぼくを振り返る

過去を謳い未来を憂う

夢は空に放り投げ

泣き笑いでかき混ぜてる

アフォガートがほら溶けてゆく

くすぐられてじゃれるきみは

正しい愛をくれる

琥珀の海溺れる

月が太陽抱きしめる

ぼくの愛がきみに迫る

諦めるなんてできない

まつげの虹は消えるから

温もりを冷まさぬように

ビロードの雲にキスをして

たそがれどき

きみはどこに

いつもそこに

かたわれどき

きみはここに

いまはどこに

諦めるなんてできない

まつげの虹は消えるから

温もりを冷まさぬように

ビロードの雲にキスをして

抱きしめてもう離さない

ビロードの雲にキスをして