Lyric

行方知れず

あてもなく

小鳥囀る

この部屋に在る私

朝起き

顔を洗って

今日も生きて、

生きて、

生きて。

明日を迎えられず

布団の中くるまってる

祈りを嗤う様に

今日もまた鐘が鳴る

真っ白な光が降る

溢れそう、蓋をした。

詰まった息を吐き出して、

私は今日も生きてく。

鴉が哭く誰そ彼の

真ん中に在る空っぽのアノニマス

そっと耳を傾けている

顔を合わせられないから

ずれた仮面を

そっと私、整えて

平坦な道ですら

私には険しくて

こんなにも苦しいけど

踏み外さぬように

簡単なこと

そう言い聞かせてた

だけど今日が終わっても

日々は続いてく

朝が来ないように

孤独を飲み込んで

眠る前の悪あがきし続けて

真っ白な光が降る

溢れそう、飲み込んだ。

詰まった息を吐き出したら、

心に鍵をかけて。

光の中目を焼かれ

何も見えないままだけど、

それでも道を探して、

足元確かめ歩いていくの。

私は今日も生きてく。