Lyric

焼けたこの目

何を探すため

演目を焼く序幕

焼けたこの手

何を掴むため

延々と続く道

鳴動に閃光駆け抜ける

笑う顔見た広場

どこにあるだろう

焼き付いた声の傀儡よ　平和な街に大罪を

あの火薬は友の体　崩れゆくはこの膝

理性はいつしか邪魔で　平和な街に置いてきた

詠んだ魔法は小さな火　灰のベルベット

焦げた子の瞳

誰を探す

理も知らず観た舞台

焦げた子の手

誰と繋ぐ

ただ炎々と続く道

退廃が扇動急き立てる

戻れない記憶の

幻影を見る

焦げ付いた罪の正当化　正義はあるのだろうか

戦火焼くは悪の姿　倒すべくはあの魔女

犠牲はいつしか邪魔で　正義のもと燃やされた

暗い路地裏、小さな手　灰かぶりだった

眠ろう 目を閉じて

もうおやすみ　Dorothy

離さないから小さな手

来世も繋ぐ 必ず

夜が明け 石が泣く

涙拭いて Dorothy

残すものは空虚な街

壊すべき虚構

冷ややかに告げた終演は 平和な街に終焉を

あの火薬と同じ匂い　空に落とせ煙よ

理性はいつしか邪魔で　平和な街に置いてきた

ここに送り火　小さな火　灰のベルベット