Lyric

ねえ どうして

最低な朝 僕の隣には

いつもの暖かさがなくて

最後に交わした言葉も

…えっと ごめん

なんて言ってたっけ

ああ そうか

こんな僕だから

君は黙って家を出ていったんだ

テーブルの上の手紙は

昨日の夜にはなかったな

ああ

読むのが怖いな

もういいや

忘れるから

君がさ

教えてくれた曲なんだけど

愛を歌うロックバンドなんて

僕は全然好きじゃなかったんだ

どうせ

僕じゃない誰かと

上手くやっていける訳ないんだし

明日には帰ってくるでしょ？

今までもずっとそうだったんだし

だから

ねえ そうでしょ？

ねえ 教えて

昨日までずっと笑ってたくせに

いなくなるときは突然なんだね

どうせいなくなるくらいなら

あげたリップ持っていってよ

それだけじゃなくて

ヘアゴムとか

マグカップとか

おそろいの服とか

後 忘れてたけど

僕だってさ

全部君が選んだものでしょ

ああ

僕の部屋は

君のもの

ばかりなんだな

今更 気付いたかもしれないんだけど

いなくなったのは君がとっといた

チョコレートを僕が食べちゃったから？

…言わないで

本当の理由は

僕がいちばんわかってるから

ねえ 聞いてよ

なくしたものばかり目を向けてたけど

もらったものがたくさんあったよ

ごめんねありがとうの言葉は

次に会ったとき伝えるから