Lyric

還らない日々の面影をなぞった

ふと想いを馳せて。

過ちの成れの果て　縋り付く日々冷たくて

無慈悲に過ぎる時間さえ 私の首を締め付ける

薄情な影なんて 孰れ闇夜が遮蔽する

街の雑踏掻き消してこの声さえも届かないのか

完成されている 隙間無い世界で

迸るほどの未完成を貫いて

儚く抱きしめた 残像巡り後悔と共に

綴じた世界を彷徨っていても

切なく愛してた 感情辿り始まる序章が

明日への道しるべ

還らない日々の面影をなぞった

ふと想いを馳せて。

相対の優越で奢った日々の愚かさが

夢と現の境界を際立たせてはひけらかす

時間だけが過ぎてく 劣等感に浸されてく

救えない悲壮さえ曖昧になって擬かしい

愛して愛されて巡り続けてる

優しい嘘さえ

終わりは繋がって繰り返しては凍りついて往く

朽ちた世界の微熱で溶かそう

孤独に充ちている泪零れて救いがなくても

代償の犠牲だと

戻れない日々を慈しむ尊さも

理想に苛まれ呆れる程に歪んだ

まだ見ぬ此の先 麗しく焰えるなら

迸るほどの未完成を貫いて

境界線のその先へ

眠った感情と燻る記憶枯れ堕ちる前に

忘れかけてる自分に問うから

希望を掬い上げ 逃げてく可能性繋ぎ止めている

狂おしい強がりで

儚く抱きしめた 残像巡り後悔と共に

綴じた世界を彷徨っていても

切なく愛してた 感情辿り始まる序章が

明日への道しるべ

還らない日々の面影をなぞった

ふと想いを馳せて。

未完成ペネトレイト