Lyric

最初　確かに

あったはずなのに

気づけば

無いよ無いよ何も

持たざる者は

悟られないよう

閉じ続けた

手の中には何も無い

泡のように使い捨ての光

燃やし絶やし尽くす限り

絶えた後の抜け殻が弾ける事はない

消えることに意味などない

全てが蜃気楼に飲まれてく

愛も時も心も

始めから無かったように

"無い"も無い輪廻しない

気がつかないのさ

最初　確かに

あったはずなのに

気づけば

無いよ無いよ何も

持たざる者は

悟られないよう

閉じ続けた

手の中には何も無い

遥か彼方まで飛ばす

僕の感情は時を経て

消えてく　消えてく　消えてく

昨日までの僕は今日にはいない

拒絶　消滅

星々も既に朽ち果てている

残光が注いでる

未だそこにあるかのように

戻らない還らない気がつかないのさ

最初　確かに

あったはずなのに

気づけば

無いよ無いよ何も

持たざる者は

悟られないよう

閉じ続けた

手の中には何も

最初　確かに

あったはずなのに

気づけば

無いよ無いよ何も

持たざる者は

悟られないよう

閉じ続けた

手の中には何も無い

灰となって

その灰も消える

彼の人も溶けてく

何をもって意味をなす

空になった

器も消えて

何もかもを終わらせて

「消滅」