Lyric

望みは薄いと

自分でも

わかっているつもりだ

到底届きそうにないものに

憧れてしまった

昔は大きな事を言うと

褒められていたのに

いつしかそんな事無理だと

諭されてしまった

喉につっかえて

止まっている

この思いは誰にも

告げられない

夢の始まらぬ夏の終わりに

吹き込む風を恨もうが

葉は色を変え

追い越していく

ああ、何回目だろう

もう数えられないほどだ

何か伝えなきゃ

はじまらない

そんなことはとっくに

気付いている

何も変わらぬ夏の終わりに

ひとついつもと違うこと

いつまで待っても

やってこない

きっかけを

さあ迎えに行こう

夢を始めよう

今ここから

風に舞う葉も追い越して

巡った季節の数とか

とうに忘れた

誰が何を言ったとかは

どこかに置いて

夢を始めよう

今、ここから