Lyric

荒れ果てた心の騒ぐまま

往（ゆ）け　途方の彼方へ

雨風よりも強く　手加減もなく

理不尽の連鎖に打たれ続ける日々

激しさを増すばかり　言葉の砂塵

吹かれて　あおられて　ボロボロ

うんざりだ

面影も　光も

トンネルのような過去の　どこかしこへ

バラバラなかけらのまんま　全部　置き去ってきた

いつか...夢に見てたもの…

やがて...迫りくる現（うつつ）…

朽ち果てた心のうずくまま

泣け　叫べ　轟（とどろ）け

冴えわたる全身の感覚

鋭さを増してく　白い爪と牙

ヒトのあたたかさとか　優しい言葉とか

みんな　記憶の彼方へ消えて　はじけていった

身も心も全部　変わり果てて

湧きたつ紅（あか）い衝動

失って恐れるものは　何もありはしないさ

跡形も　影も　何もないくらい

切り裂いて消してしまえ

あらゆる理不尽さを与えてきた全てのものを

混ざる感情の果てに…

闇の力が輝く…

巡りくる夜明けの前に

いざ　往（ゆ）け　あまねく駆け抜けろ

さあ　成せ　仇（かたき）を貪（むさぼ）れ

いつか...　鼓動が止むまで…

ずっと...　続いてく渇望…

渇いた喉の奥深く

泣け　叫べ　時空を劈（つんざ）け