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Lyric

Yakōsen

POLO

時が経ち 情熱の灯は風前 必然は幾千の積み重なった偶然

時間 金 アイデアの泉は有限 いぶし銀な吟遊詩人は雄弁

音楽ってのは理屈ではないだろ 自然と首が振れるキック スネア ハイハット

でも俺は同業者 スキルのフィルターでろ過した歌詞でしか頷けない

若い世代では理解できずに「古いな」って言う その都度ペン先は奮い立ってる

厳選したライムさらに篩かける 皿に言葉載せるシェフが腕を振るい待ってる

ステージ上がれば実力差は月とスッポンさ 終いには見放されるツキとスポンサー

ここではスキルで殺しても起こり得る正当防衛 取り巻きや負け犬が怒りうるせぇ遠吠えが

フロアに響き渡る危ない表現 悪魔に豹変し 日々飽くなき挑戦

才能の芽 花開くと根拠なく夢見がち 流した汗 悔し涙で水をやった植木鉢

十人十色である正解 不正解 環境と運はなかった だから腕次第

理想と現実は反比例しいつもすれ違い 上がり下がりはワンセット 人生は滑り台

【HOOK】

誰もが抗えないその甘い蜜は癖になり 俺から言わせれば足元の諸々が無警戒

準備だけは怠るな常に備えあれば憂いなし 来るべき時は来る その日までは取っとけよ嬉し泣き

ペーパードライバーの彼はSPEEDアゲ 触れてしまった道路交通法

トビスギてステージから離陸 着地に失敗した彼女は高所恐怖症

片やラップするだけでナチュラルハイ オープンマイクでSHUREの略奪愛

してるミュージックジャンキーな俺は ただただHIPHOPを愛す

ノーギャラでDEMOばら撒いてる小遣い稼ぎじゃない好事家 いいか正義はこっちにある

マス対コア 永遠に変わらない構図か 小突かれても絶対に曲げるなよ信念

情熱だけが先走る暴走汽車 だが今を冷静に切り取る報道記者

今の俺にしかない色彩感覚で 今の俺が聞きたいワンバースへ

※HOOK

水平線の先は大海原 頷くニューエラ被る坊主頭

歌詞カードを入れたボトルメール 宛名はハテナの果なき航路

届くのは誰もが忘れた頃 社会の荒波に揉まれハートは強化ガラス

ハードな今日から明日跨ぎ 夜明け前が一番暗い 進め夜行船

  • Lyricist

    POLO

  • Composer

    Bugseed

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    Yakōsen

    POLO

  • 2

    RATRACE (feat. Large Pata & takiloud)

    POLO

  • 3

    Okitegami

    POLO

  • 4

    Motamesomotemase (feat. Large Pata & Kuroiesuteru)

    POLO

愛媛のMC・POLOが3年ぶりのEP『バックドラフト』をリリース。
客演には古くからの盟友が集結。プロデュースにはBugseed、HENTAI☆BEATSが参加。
HIPHOPマナーに則った硬質なビートの上に硬派なB-BOYスタンスを提示した、ヘッズが頷き首振る一作となる。

Artist Profile

  • POLO

    1990年生まれ、愛媛県・四国中央市出身のMC。 MCバトルのDVDに影響を受け、2006年からフリースタイルを始める。四国エリアを中心にライブを行いつつ、数々のMCバトルへの出場やコンピレーションCDへの参加などで頭角を現す。 "愛媛サイファー"と"MADE 韻 EHIME"の主催と並行し、2012年にシングル「MCバトル・ロワイアル」、2019年にPOLO & Miya October名義で1st EP「MADE 韻 POLO」をリリース。 韻を頑なに踏みつつ一本筋の通ったリリックに拘る。シーンの流行り廃りからは距離を置き、地元愛媛でスキルを磨き続ける。

    Artist page


    POLOの他のリリース

SICK IT RECORDS

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