Lyric

「大丈夫だよ」って　笑ってみせた

握りしめた手のひら　爪が食い込んだ

君の背中　にじんで滲んで

まだ　何も終わってなかったのに

あの日　あの瞬間

引き止めたら　未来は違った？

最後に嘘をついた

「平気だよ」って　強がった

本当は　今も　今も

叫びたかった　「行かないで」

愛してたよ　誰よりも

誰にも見せない傷を

君だけは気づいてた

だけど　遠ざかる影に

素直な声　間に合わなかった

あの日　あの場所で

壊れてもいいと思ったのに

最後に嘘をついた

「忘れるよ」って　笑った

本当は　全部　全部

抱きしめたかった　壊れるほど

愛してたよ　誰よりも

凍った空に　飲み込まれても

君の名前を　叫んでいた

最後に嘘をついた

「さよなら」なんて　本当じゃない

本当は　今も　今も

君を　探してる

──引き止めたかった

最後に嘘をついた

本当は　君がすべてだった