Lyric

僕らは今

青と白が重なりただ空になる

戻ってこない夏を探してた

君が突然「海を見たい」だなんてさ

曲がりくねる坂道を漕ぎ下ってゆく

はしゃぐ僕らを他所にラジオが言ってた

記録的猛暑刹那の夏が始まった

前に踏み出せない日もあるけど

忘れないよ この景色は

色づく風を追い越してゆけ

僕らは今

青と白が重なりただ空になる

いくつもの夢と過ぎる時間抱きしめて

あの日にまた

帰りたいと願ってただ空になる

浮かんでは消えるシャボン玉を

ひとつひとつ見つけてゆくの

あの地平線のもっと向こうまで

辿り着くかな？

夏を探して

もういかなきゃ

ほら 足元に光る雫だ

またね

夕日に沈む糸がほつれる前にね

約束をしよう 僕らを繋ぐエンドロープ

砂に描いてみせた

強がりな君の想いも

無くさないよ 守りたいよ

波飛沫に掻き消されない様に

僕らはただ

無我夢中で今を生き また空になる

100日後も100年後のことも分からない

1つだけ確かなことがあるなら

僕らはいつか

今日という日思い出してまた

チョットだけ はにかむだけさ

波打ち際まで もっと近づいて

心浸るぐらい 夏を感じて

波の音よ遠くまで

響け僕らを乗せて

陽炎でいい

時間よとまれ

僕を向いて君が言った

「大切なもの見つけたよ」

夏を帯びた

僕らは今

青と白が重なりそれが今日になる

素晴らしき日々忘れはしない さようなら

あの日にまた

帰りたいと願ってただ空になる

浮かんでは消えるシャボン玉を

ひとつひとつ紡いでゆくの

あの地平線のもっと向こうまで

辿り着くかな？

夏を探して

もういかなきゃ

ほら 足元に光る雫だ

また あの場所へとさぁ

夏だ