ああ 傘を差した 皐月の陽
僕と見る青空を
癒して壊していくのさ
凪いだ風さえも虚
茨の笑顔
冷めた瞳描く
乾いた心の柱には
凍りゆく日々
心翳し
憂う 楽園の日
贖いは続く
くだらないこの現世
満たされない
欺き
捧げ合う 鏡の声
時のモノローグ
静かに宿し 花弁舞い散る
寒空も
よろめいた朝
君は陽だまり 僕は血溜まり
春の先は痕 冬の次に夏が来て
どうかしてしまったこの世界に
どうかしてしまったこの世界に
明日の前に夜が明ける
ああ 紅を差した 睦月の夜
君と見るあの海は
優しく攫っていくのさ
撫でる雪さえも美しく
壊れかけた針
水に浸す藍心
溶けた嘘
濁るグラスを
飲み干して
ただただ君は蜃気楼
ただただ僕は逃避行
叫べば交わる糸を
絡めて2人イマ、、
この声は何処
時は流れ何処
僕を愛した日々だけでは
君を満たせず
心翳し
憂う 懺悔の時
贖いは続く
くだらないこの現世
満たされない
欺き
捧げ合う 鏡の声
時を戻しても
静かに宿し あなたは舞い散る
心翳し
憂う 喜劇の詩
奏でる 二重奏
くだらないこの現世
狂い果てよう
欺き
捧げ合う 鏡の声
時を進めても
明日の窓辺で 2人は舞い散る
寒空を
まとう栞は
ふわりと消える
- Lyricist
Keisuke Goto
- Composer
Sho Ito
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Shinshouranbu
EndlessYomichi
Endless宵道(エンドレスヨミチ)の3部作Singleリリース企画"Time of Tears"の第3弾。過去・未来・現在の涙がテーマとなる本企画において、「心象乱舞」の緩急激しい展開の中で奏でられる妖艶なメロディーは、現在の混沌、渇望を感じさせる。
Artist Profile
EndlessYomichi
Endless宵道(エンドレスヨミチ)。2020年6月6日に結成。 妖艶な歌声と、サイケデリックな雰囲気をまとって奏でるロックサウンドは、聴くものの心に強く突き刺さる。 ”哀愁”、”絶望”、”混沌”を訴えつつ、それでも生きる美しさを描くアプローチは、 ”Ambivalent Core”と呼べるような世界観を感じさせる。
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