Lyric

幼さまで愛すような優しい街

懐かしい声 紛れている朝陽の底

かき分け

惑う消えるライト

飛び去った声とずっと

繋いでる手はまだ離せないのだから

移ろう陽に呑まれては怯える空

崩れだしたら その目を満たしていた

もう明かせない心象と

混ざり合うあの人に

手を振り返した

淋しくて巻き戻した

記録映画じゃないけど

街を呑んだ瞳なんだ

染められていたいくらいだ

聴かせてよなんて言わない

閉じこめた 瞳の街へ

埃の積もった焦燥震わせては

いつも通りの形見失うほど

終わりの朝は懐かしい光に満ちてく

さよなら、私を離してよ

淋しくて巻き戻した

記録映画じゃないけど

街を呑んだ瞳なんだ

零さないで歌うよ、きっと

惹かれ合う朝解くあなたは斜陽、

揺らいだ 瞳の街で