Lyric

ばらばらな感情が

花びらのように広がった

作られた美しさは

鏡が膨らした夢だった

見てくれの裏にある心を曝して

言葉の奥の胸の鼓動を聞かせて

静寂へと耳を澄まして

虚空に君を感じてたい

失った色を

取り戻せるなら

きっといつか

この空に

虹を描くよ

まるで万華鏡みたいに煌めいた

輝いた季節は一瞬だった

もがくほどに遠ざかってく

まだ焦がれた未来を夢見ている

閉じた瞼に残光が浮かんで

遠くから呼ぶ声が聞こえる

ささやかな衝動が

形あるものを壊したら

暗闇を切り裂いた

鏡の欠片が光を放った

張りぼての心の皮を剥がして

鼓動に響く震えを感じて

無限遠へと目を凝らして

いつまでも君を忘れないでいて

失った熱を

取り戻せるなら

きっといつか

この空を

赤く照らすよ

まるで万華鏡みたいに煌めいた

輝いた季節は一瞬だった

もがくほどに遠ざかってく

きっと焦がれた未来が手招いてる

閉じた瞼を開けば光が浮かんで

遠くまで走り続けてく

色鮮やかに輝く世界に見惚れていた

本当のものから目を逸らしているうちに

私の心は空っぽになってしまった

埋め合わせるように記憶を辿ってゆく

探しても探しても見つからない

何もない空間に佇んだ私を

暗闇が包み込んでゆく

失った色を

取り戻せるなら

きっといつか

この空に

虹を描くよ

まるで万華鏡みたいに煌めいた

輝いた季節は一瞬だった

もがくほどに遠ざかってく

まだ焦がれた未来を夢見ている

閉じた瞼に残光が浮かんで

遠くから呼ぶ声が聞こえる

色鮮やかに輝く世界が目の前に広がっていた

本当は何もない空っぽの場所なのに

私の瞳がすべてを変えて見せた

埋め合わせる必要のない胸いっぱいの感情が

心の奥から止めどなく流れ出していた