Lyric

すべてのことからもう

逃げ出したくなる時には

ドアをけとばして

街へ駆けてく昼下がり

雲かさなる下を あてもなく彷徨うだけ

夏が過ぎたなら 忘れさせてくれますか

僕の心に降り積もった

悲しみが描いた

秋の夕暮れ茜空にあの人映し出す

風の吹く方へ振り向いた時

枯れ葉が舞ったその道を

今もただ僕は眺めています

一人きりの夜は

なぜか静かに思えて

夏が過ぎてから

朝に弱くなった気がします

水の色透き通り ふいに思い出してしまう

嵐がきてすべて 流してしまえば

僕の体に染み込んだような

悲しみも痛みも

秋の夕暮れ茜空にあの人まだ見てる

やさしいメロディ響き渡れど

心の中に入ってこない

むなしい歌だけ

僕の心に降り積もった

悲しみが描いた

秋の夕暮れ茜空にあの人映し出す

風の吹く方へ振り向いた時

枯れ葉が舞ったその道を

今もただ僕は眺めています

今もただ僕は眺めています