Lyric

茜色に光る窓ガラス

校舎裏を通る度に

思い出すのはたわいも無い日々

色褪せず輝いてる

いつもの窓辺に寄りかかりながら

お気に入りにの歌 好きな人のこと

誰にも言えない物語でさえ

知らないことは無かった

2人だけの世界で

自由に羽ばたいていた

書き綴った秘密のノートは

私が持っているよ

あの頃は早く脱ぎ捨てたかった制服

いつの間にかかけがえのないものに

駆け抜けた日々 色づいて咲いた

体温が熱くなる気がした

紫陽花が重い頭を垂らし

ぼやけて見える街灯

見渡せる歩道橋で話した

違う制服を着て

あの日と変わらない話をしよう

新しい時間と知らない顔

同じ道を歩いていた

愛しい日々を思って

初めて話をした日

もう覚えていないけれど

隣にいること いつの間にか

当たり前になってたね

あの頃は早く脱ぎ捨てたかった制服

いつの間にかかけがえのないものに

二人でいた時間 映った景色

鮮やかに残ってる

知らないうちに私たちは

「大人」というものになっていた

恋に破れたり

傷ついたりして泣いたり

汚れた時もあったけれど

握りしめた手は変わらない

あの頃は早く脱ぎ捨てたかった制服

いつの間にかかけがえのないものに

2人だけのヒミツのハナシ

永遠に　永遠に　永遠に

生きている

生きているんだよ

茜色に光る窓ガラス

校舎裏を通る度に

思い出すのはたわいも無い日々

色褪せず輝いてる