Shape of Love Front Cover

Lyric

Shape of Love

Piyo Londirt

「なんで?」

「どうして?」

「かわいそう」

「だって…他人を好きにはなれないなんて」

ロボット扱い

もしくは怪物

憐れみはやがて凶器になる

「理想の人に出会ってないだけ」

「歩み寄る努力もしないとダメ」

「恋愛が怖い人の言い訳」

「そんなのただの流行の概念」

「性交も絶頂も真実だよ」

「素晴らしさを教えてあげたいよ」

「同性愛なら打ち明けないと」

「何か精神の病気じゃないの?」

「家族や友にも愛がない」

違う

周囲には愛はある

ただ

人は人を愛してないと

人間扱いしてはくれないの?

「愛されないで愛がわかるの?」

「口づけないで愛がわかるの?」

「抱きしめないで愛がわかるの?」

言葉がナイフになって刺さる

滴る血はその愛では見えない?

必要ない

ロマンティック

欲するなら

ドライヴ

「治らない」

「治せない」

「治さない」

(だって私の普通)

「壊したい」

「壊せない」

「壊さない」

(それはあなたの宇宙)

「わからない」

「認めない」

「ただ不快」

(無駄にしないで十数分)

「わかりたい」

「あと少し」

「わかりたい」

(傷んだ壁は修復)

愛されないで愛がわかるよ

口づけないで愛がわかるよ

抱きしめないで愛がわかるよ

心が薬になって癒す

滴る血は愛の前に消えた

美しいのは

生きる人

迷う人

美しいのは

生きる人

悩む人

美しいのは

生きる人

痛む人

美しいのは

生きる人

想う人

  • Lyricist

    Piyo Londirt

  • Composer

    World Technique

Shape of Love Front Cover

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    Shape of Love

    Piyo Londirt

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Artist Profile

  • Piyo Londirt

    福島県会津若松市出身のラッパー。14歳のときに母と弟と家を出る。転々とした先の市営団地の前にTSUTAYAがあったため、100円レンタルを利用して映画や音楽にのめり込んでいく。17歳のときに友人が事故死したのをきっかけにラップの曲を作り、文化祭で全校生徒の前で発表したことで自己表現の快感を覚える。上京後、2010年からWEB上に音源を発表。2011年に東日本大震災が起きたのをきっかけに、翌年に通信制の大学に入学、数年後に卒業。さまざまな法律や判例を知り、数分の楽曲では表現しきれないものに興味を持ち、脚本を学ぶようになる。現在は音楽活動と並行して、別名義で脚本家としても活動中。

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